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【HUAWEI FreeBuds 3i レビュー】13000円のノイキャン対応ワイヤレスイヤホン

FreeBuds3i レビュー

2016年10月 Appleが【AirPods】を発表して以来、普及が進み続ける『フルワイヤレスイヤホン』と呼ばれるイヤホン。
当サイトでもいくつかフルワイヤレスイヤホンのレビューをしてきた。


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さらに2019年にはSONYから【WF-1000MX3】Appleからは【AirPodsPro】などノイズキャンセリングが付いてさらに進化したフルワイヤレスイヤホンですが、 価格も上がり約30000円以上が一般的。

「ノイズキャンセリングを使いたいけどそんな大金イヤホンには出せない...」

そんな方にピッタリ! 15000円で買えてしまうノイズキャンセリング機能付きフルワイヤレスイヤホンを発売から約2カ月間使ってみたので早速レビュー。

 

HUAWEI FreeBuds 3iのデザイン

まずは外箱から、製品に力を入れている企業は箱にも絶対と言っていいほど力を入れている。 このHUAWEI FreeBuds 3iの外箱も同じ。触り心地や箱の重みは業界最高クラスと言ってもいいレベル。
huawei freebuds 3i 外箱(白に白だと写りが悪くなってしまう)
見た目はappleのフラグシップイヤホンAirPods Proに瓜二つ。若干HUAWEI FreeBuds 3iの方が耳からのうどん部分が長いくらい。

お次は本体をいろいろな角度から見てみる。

本体上部(正面)

シンプルを極めたデザイン。

蓋を開けた時

取り外した時に収納しやすい形状をしている。

ケースから取り出してみる

本体下部の銀色がいいアクセント。

背面には充電端子

もちろん充電はType-C。

黒いセンサで耳から外すと再生停止してくれる。 (再生再開などの細かい機能はHUAWEI製品のみ)

HUAWEI FreeBuds 3iのスペック

連続再生時間(ノイキャン使用時) 3.5時間(2.5時間)
充電ケース使用時の最大再生時間 14.5時間
充電ポート USB Type-C
Bluetooth Bluetooth®️5.0
防水・防塵 IP54
対応コーデック SBC,AAC

再生時間が3.5時間なのは今のフルワイヤレスイヤホンの中では超短いからもう少し頑張って欲しいところではありますね。

 

HUAWEI FreeBuds 3iのノイキャンは結構効く

私自身もノイズキャンセリング機能の付いたフルワイヤレスイヤホンはこれが初めてのものでしたが、実際に使ってみて思ったのは『え、これすごい!!』って感じでした。
ヘッドフォンを除き多くのノイキャン端末はそうだと思いますが、すべて音をシャットアウトしてくれるわけではないようです。
例えば、エアコンの音やファンのゴーっというざわざわした感じの音はしっかりと消してくれます。
ですが、人の声やテレビの音や高い音(箸とお皿が当たってなるカチッっという音など)は消えるわけではなく遠くで音がしているような聞こえ方になる。といったところです。
比較のために友人に貸してもらったAirPods Proにはまだまだ勝てないノイキャンのクオリティだった。
効きも負けているがもう1つ弱点があったので後で解説。

外音取り込みはAirPods Pro並み

ノイズをかき消してくれる、ノイキャンですがその逆である外音取り込み機能もHUAWEI FreeBuds 3iには搭載されている。
その性能は友人に貸してもらったAirPods Proに匹敵する性能だった。
とても自然で機械的な音は全くせずによい音で、イヤホンを通していないような感覚で外の音を聞くことができました。
しかしこちらも1つ弱点があったのでそこも後で説明します。

HUAWEI FreeBuds 3iの質感はお値段以上

13000円という安価な価格ながら、デザイン形状をAppleのAirPods Proに似せてきているだけでなく、質感そのものもAirPods Proに似せてきている。
プラスチックで重厚感はないけれど、どこか高級感を感じます。


AirPods Proと同じで傷はとても目立ちやすいのでそこは注意ポイント。

HUAWEI FreeBuds 3iの音質はそこそこ

大きければ大きいほど迫力のある音が楽しめるといわれているドライバのサイズは10mmとサイズ感や軽さの割にはとても大きくていい音質で楽しむことができる。(主流は4~8mmくらい)
低音は少し弱めかなと感じるけれど全体のバランスを考えるとちょうどいい強さで案外聞きやすい音に仕上がっています。
中音域も埋もれずに聞こえてくるのでカジュアルに音楽を楽しみたい人には十分におすすめできる音質でした。

HUAWEI FreeBuds 3iはマイクの音質がいい

HUAWEI FreeBuds 3iマイクこのイヤホンを使っていて友人から前よりも比べ物にならないくらい声が聞き取りやすいとの感想をもらった。
実は耳に一番近い1つのマイクが耳からの振動から伝わる声だけをだけを集めているそうだ。そう考えてみたら声が聞き取りやすくなって当たり前ですね。
具体的には風のサーっという音やノイズが聞こえなくなったそう。リモートワークも広がりつつある現代において下手な格安マイクを買うよりもイヤホン兼マイクとしても使えるこのイヤホンどうだろうか。

HUAWEI FreeBuds 3iの接続の安定性は抜群

このイヤホンのすごいところはノイキャンとコスパだけではないところ。
イヤホンをケースから取り出した瞬間に接続が開始されていて、耳に取り付ける一瞬の間にもう接続されている。
接続の速さは昔のレビューで書いた【Anker SoundCore Liberty2】とは比べ物にならないくらい早かった。

しかし、対応コーデックはSBC,AACの2つでapt-Xには対応していない。
だからと言って音質が悪いわけでもないし接続がぶつぶつ途切れてしまうことも全くなかった。
このご時世、人ごみの中で試すことはできなかったですが、安定した接続を保ってくれると思います。
驚いたのはapt-Xには対応していないのにも関わらず、androidスマートフォンで接続しても遅延やiPhoneで接続したときとの音質の違いはほとんど感じなかったこと。
やっぱりHUAWEIの技術力はすごいなと改めて思わされた。アメリカにどんどんとつぶされていくHUAWEIが惜しい。

HUAWEI FreeBuds 3iはタップ操作

HUAWEI FreeBuds 3iの操作

ボタン操作やタップ操作、高級なものだと感圧操作など様々な操作方法がある中で、HUAWEI FreeBuds 3iはタップで操作する。左右2種類ずつの計4種類の左右2種類ずつの計4種類の操作が可能になる。
耳元の平らな部分を長押しもしくはダブルタップで操作する。
誤作動を避けるためにワンタップでの操作がないのも地味だけど便利。またセンサーは非接触センサなので当たってしまった時などに起こってしまう誤作動を防いでくれる。
ダブルで誤作動を防ぐ機能があるのはHUAWEIのユーザーへの気遣いが感じられる。

HUAWEI FreeBuds 3iは専用アプリで化ける


HUAWEI FreeBuds 3iには専用のアプリ 【AI life】というものを使うことでHUAWEI FreeBuds 3iを進化させることができる。
Bluetoothでの接続がされている時のアプリホーム画面がこれ。シンプルになっていて一覧性がとても良くてみやすい。ひと目で左右のイヤホン、充電ケースの残量が見られるのはgoodポイント。

huawei AI lifeショートカットの項目を選択すれば文字通りタップ操作時のショートカットを設定できる。

長押しとダブルタップどちらもカスタマイズ可能なので自分に合ったイヤホンにできるのはとても嬉しいですね。

HUAWEI FreeBuds 3iの弱点

私が約2ヶ月の間毎日使ってみて実際に感じた弱点をいつくかみていきましょう。

FreeBuds 3iは風に弱い

エアコンの音などはしっかり消してくれるけれど、風が直接イヤホンに当たってしまう外出先や、ワークアウトでランニングをする場合、風の音をマイクが取り込んでしまうので、余計にうるさくなってしまう。
家の中やオフィス内で集中したい時などには十分な性能を発揮してくれるけれど、外で使うにはあまりお勧めしない。

FreeBuds 3iはバッテリーが心細い

前にレビューをした【SoundCore Liberty2】や【SoundCore Liberty Air2】はそれぞれ7時間、8時間の連続再生ができる。それに比べてこのHUAWEI FreeBuds 3iはノイキャン使用時には3時間ほどしか連続再生できない。
通勤通学に使うという人ならば3時間で足りるけれど家でゆっくり楽しみたい時などには向かないかなと思う。
最近は4,500円で買うことのできるフルワイヤレスイヤホンでも5時間以上の再生ができるので、ノイキャンをしているからということを考えても13000円もするのに3時間しか再生できないのは良い製品なだけにもったいない。

FreeBuds 3iはワイヤレス(Qi)非対応

イヤホンなどのウェアラブル端末にはやっぱりワイヤレス充電が欲しい。置くだけで充電ができるのは一度体験してしまうとその便利さからもう戻れない。
HUAWEIから出ているもう一つのイヤホンHUAWEI FreeBuds 3にはワイヤレス充電が対応しているのでこっちにも対応して欲しかった。

AI lifeアプリがiPhone対応していない

iPhoneやiPadなどのapple製品のストアにはAI lifeがない。
android端末を持っている人はandroid端末にアプリを入れて設定をすれば、その設定はイヤホンに保存されるのでiPhoneでも使うことができるので、なんとか繋ぐことができる。
Androidを持っていない人はデフォルト設定での使用になる。

HUAWEI FreeBuds 3iは業界常識を変えてくれるかも

今までにない価格でノイキャン月フルワイヤレスイヤホンを発売してくれたHUAWEI。このFreeBuds 3iにはまだまだ欠点がいくつかありますが、値段とのトレードオフとして考えることもできる。
ノイズキャンセリングのイヤホンは3万円から!という固定概念を取り壊してくれたかもしれない。これからたくさんの企業がノイキャンイヤホンを作っていくだろうけれど、HUAWEIの安くいいものを作るというモットーは他の企業にも届いたのではないだろうか。HUAWEIにもこれからの企業にも、このイヤホンを研究改善してもらって、よりビルドクオリティの高いものを作ってもらいたい。

 

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